間の取り方が会話の魅力を決める!魅力的な「間」の取り方。
皆さんこんにちは!
DJのMKです。
今回は「間」(ま)についてのお話です。
「間」は正直言って、会話においてもっとも難しいポイントです。
いい「間」が取れるか取れないかで、その人の話が魅力的なものになるか、聞くに堪えないものになるかが決まってきます。
特に我々DJは一人で話すことが多いため、間はどうしても生まれます。
ですが、その「間」次第でDJとして魅力的か魅力的でないかが決まってしまうほどです。
話しの内容と同じくらい大事だったりします。
間は相手が入るスキを与えます。
スキ(間)のない話は、相手が話すタイミングさえも失わせてしまって、
さらには相手が考えるタイミングや頭を整理するタイミング、もっと言うと息継ぎをするタイミングさえも失わせてしまうのです。
それは相手にとって苦痛以外の何にでもありません。
今回は、会話やコミュニケーションにおいてとても大切な「間」の上手な取り方のお話です。
間の王様・戦場カメラマン 渡部陽一さん
「間」と聞いて、もしかしたら思い出した方もいるかもしれませんね。
間の取り方で非常に魅力的なのが、戦場カメラマンの渡部陽一さんです。
渡部さんって渡部と書いて「わたなべ」と読むんですね。
いまどうだったかな・・・と調べるまで知りませんでした。
さて、それはさておき、
渡部さんの間は本当にすごいです。
あんなに大胆に間がとれる人はそうそういません。
渡部さんはとても人の好さそうなお人柄も魅力的ですが、
あの「間」によって、世の中の皆が引き込まれ、魅了されていると言っても過言ではありません。
渡部さんの間にはいろいろな魅力が詰まっています。
・次に何を話すのかの想像を膨らませること
・相手に呼吸のタイミングを与えていること
・相手のペースを崩さないこと
・独特のリズムを作り出していること
・間の長さによって、穏やかな印象と人柄を伝えていること
・相手に考える時間を与えること
挙げようと思えばまだまだ挙げられるのですが、渡部さんが作る大胆すぎるほどの間は上記のようなさまざまな意味を持っています。
そのひとつひとつが渡部さんの話の特徴を作っていて、魅力を作っているのです。
特に、私たちが見習いたいポイントは最後の「相手に考える時間を与えること」です。
私たち、特に自分の話やコミュニケーションに自信のない人は、どうしても「沈黙が怖い」という気持ちが先行し焦るあまり、言葉数が多くなってしまいます。
そうすると、自然と間も少なくなり、
いわゆる話の一方通行になってしまうのです。
こういう時は自分のことでいっぱいいっぱいで、相手に対する配慮が欠けてしまっています。
話している相手がこちらの言っていることを理解するには、それなりに時間がかかります。
瞬時に相手の言っていることを1から10まで理解できる人なんていません。
だから、話に間がなけれが話を理解する時間が持てないのです。
そうした会話はストレスが溜まり、お互いが理解できないまま終わってしまう、会話として「失敗」にあたるものです。
また話し相手はついていくだけで精一杯で、自分が話すスキさえもありません。
会話というのはお互いが意見をいい合って、お互いのことを理解し合えた時、すなわち共感し合えた時に成功と言えます。
その瞬間はお互いにとって、とても気分のいい時間になるからです。
だから相手が話すスキを作ってあげなければいけないのです。
これも考える時間を与えてあげることと同様に、とても大事なことです。
相手だって自分の話を聞いてもらって、自分のことを理解してもらいたいのですから。
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間のとり方① 一秒数える
では、肝心な間のとり方のコツのお話です。
そのひとつの方法が「大胆にとる」です。
間を意識的に取る時に、とにかく思いきって大胆に間をとってください。
というのも、自分が思っている以上に「間」は相手にとってそれほど長くありません。
渡部陽一さんほどになると、さすがに長いなとは思うんですが、
あれだけ大胆な間でさえも成立してしまうのですから、間は自分が思うよりも長くとって大丈夫なのです。
ですが、「大胆にとると言われても・・・・」と思う方もいるとおもいます。
「大胆」の基準ですよね。
大胆というのは、僕が考えるのは、
だいたい1秒以上です。
1秒というと、なんだか短いようにも感じるかもしれませんが、
言葉と言葉のあいだの1秒と言うのは恐ろしく長いし、1秒空けるというのは、かなりの勇気が要ります。
そのあいだは誰もしゃべらない沈黙が流れるので、自分の話に自信がない人にとってはとても怖い時間なのです。
ですが、毎回「1秒数える」くらいの気持ちで間をとりましょう。
心の中で、
「いぃぃぃ~~~ち」
と数えるくらいがちょうどいいです。
その間に次に話すことを考えるのです。
そのくらいの間が持てれば、次に話すことも自然と思い浮かぶので、沈黙を嫌う自分にとってもプレッシャーが少なくなり、とても楽になります。
そう、話に自信がない人は「何かしゃべらなきゃ何かしゃべらなきゃ」と焦ってしまい、
逆にそのせいで頭の中がいっぱいになり、話すことが思い浮かばないという状態になっているので、
敢えて自分で間を設けてあげることで、考える時間ができて、楽になるのです。
間のとり方② 相手の表情を見る
もう1つ「間」を取る方法としては、相手の理解度を見るという方法です。
これは意識的に自分が間を作るのではなく、こちらが話している時に、合間合間に相手の表情を見るのです。
そうすると自然とこちらにも間が生まれてきます。
こちらが話さないあいだに相手が自分の話をどれだけ理解できているのかを、表情を見てうかがうのです。
相手がどうにも固まってしまっていたら、それはあなたの話を理解していないでしょうし、
ぐいぐい前のめりになっているなら、しっかり理解していて、且つこちらにものすごく興味を持ってくれている証拠でしょう。
どちらにしても、そうした相手の様子を要所要所でうかがってあげれば、
こちらとしても間が生まれ、相手にとっても考える時間ができます。
(前のめりになっている人にとっては「次に何を話してくれるんだろう!」という期待を持たせる魅力的な間になります)
こうした余裕のある会話にこそ、自然な間ができ、
相手にとっても、自分にとっても理解し合える(共感し合える)、心地いい会話のリズムが生まれるのです。
意外とこの方法は違和感もなく効果的に働きますので、オススメです。
特に沈黙を嫌い、一方的に話してしまう人にとっては、
何より余裕が生まれるので、自分も相手も会話にとても安心ができます。
まとめ
今回は「間」の取り方とその重要性についてお話ししてきました。
いかがでしたか?
意識的に間を取るなら
句点(。)と句点のあいだに「1秒数える」ことです。
そして、相手の表情を見る余裕があるのならば、
話の合間合間に「相手の理解度を見て」あげてください。
このどちらかを実践すれば、あなたが話すのがとても楽になって、しかも「間」が入ることにより、あなたの話がものすごく魅力的になります!!
「間」は宝です。
これまで間を嫌っていた人は、間を自分でコントロールすることにより「間」を好きになってください。
また「間」はリズムを作るのにもとても重要になります。
話のリズムについて書いたページもあるので、それと併せて実践してみてくださいね!
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今回はここまでです。
それでは!